Voices vol.3 は姫路から。

創業10年を記念して、これまで様々な事業でご縁を頂いた皆様からの生の声をご紹介するシリーズ。3回目はこのおふたりです。

●姫路市産業局産業振興課主任 吉田真衣子氏(現 姫路市観光スポーツ局文化コンベンション推進室 係長)
●株式会社なかの(五層もなか本舗)取締役 村瀬真衣氏

「なだらかに右肩下がりになる地場産業をどう活性化していくのか」どの地方自治体でも同じ危機感があると思います。「豊穣の国はりま」ブランド育成・強化事業において、その思いを形にするまでの初年度、まさに生みの苦しみのところをご一緒させていただきました。

「同じ播磨で活躍する経営者・作り手同志が気軽に出会い、交流し、学びあえるコミュニティ」があれば、「播磨のものづくりを元気にしていく場」になるはず。そこで生まれたHarimaBrandLab(通称:ハリラボ)は今年4年めを迎えます。「姫路が好きで姫路を良くしたい!」という吉田さんの熱い思いが伝わって来ます。

そしてもうお一方はハリラボ受講生の村瀬さん。老舗和菓子屋の3代目を担う若社長。時代に合わせて変えていかなければという気持ちと、先代から受け継いだものの狭間で迷いがちだったスタートから3年連続で受講してくださり今や別人!よろしかったらご一読ください。

当時担当していた播磨地域のブランド振興事業。「ものづくりがさかんな播磨には、豊富な資源といいものづくりをする事業者が存在しているのにそれがなかなか知られていない!」「魅力を伝えきれていない!惜しい!もったいない!」といつも感じていました。そういった商品、事業者の魅力をしっかりと伝え、地域全体でブランディング取り組むために、業種や分野を越えて、経営者・作り手同志が気軽に出会い、交流し、学びあえるコミュニティづくりを目指しました。

さとみんとはそのコミュニティ(ハリラボ)の立ち上げと企画運営でご一緒しました。ご一緒して感じたのは、私たちのどんな課題や悩みに対しても常に「自分事」として本気で向き合ってくださるということ。一緒に考え、本質に切り込んだ戦略的なアドバイスがもらえます(痛いところをズバッと的確につかれます笑)。でもそのアドバイスは、突拍子もないことではなく、いい意味で当たり前のことだけどできてなかったことや目を背けていたこと、だけど本当に大切なこと。それに気づかせてくれる、背中を押してくれる。本気で一緒に向き合ってくださるさとみんが何より楽しそうなので、変なプレッシャーや気負いを感じずに一歩踏み出そうと思わせる。その雰囲気?冷静と情熱の間?なんせ向き合い方のバランスが絶妙です。

私はコミュニティを立ち上げた1年でやむなく別部署に異動となりましたが、その後も私以上にコミュニティの生みの親として事業者さんやコミュニティの先々のことも含めて本気で関わっていただいています。今の自身の課題や悩み(とにかくどんなことでも!)をどこに誰に頼んだらいいか分からないとき、課題の整理すらできてないとき、まずはさとみんへ相談を!きっと本気で向き合ってくれて、心と頭をほぐしてもらえて、楽しく最初の一歩を踏み出せます。
今回簡単にコメントを、とのことでしたが、一言で言い表せない(笑)。掴みどころがない?(笑)心と頭の整体師?(笑)。とにかく体感してみれば分かります😁

<村瀬さんコメント>

当時私は、自社商品には自信があるものの、消費者にどう伝えて、どう売ったらよいのかわからず、「とりあえず売ろう!」という状態で模索していました。ハリラボでさとみんからものづくりとブランディングの基礎から教わったのですが、とても驚いたのはアイデアの引き出しの多さです。1つお題があったとしたら、1つにこだわらず、あらゆる角度からの視点で、返答が「率直」に「すぐ」返ってくる。そして、2年めのハリラボでは自社商品の強みを活かした新商品を作ることができました。

ものづくりされている方の背景には、たくさんの思いや歴史があると思います。さとみんはそこをしっかりと見て、私たちの思いを汲み取って、伝え方や売り方を提案してくれる。余談ですが、私から見て、さとみんのお人柄は、すごくポジティブで本当に周りを明るく照らす太陽のような方です。ハリラボでご一緒させていただいて楽しすぎました(笑)。「自社を本当に1から見つめなおし世の中に伝えたい!」という方はさとみんにぜひ頼んでいただきたい!と思います!

株式会社ハッチラボ

「おもしろい!」からはじめよう ハッチに寄り添うコンサルティングラボ

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