Voices vol.4はシリコンバレーから。

創業10周年記念!生の声シリーズ
4回目は ソースネクスト株式会社代表取締役会長&CEO 松田 憲幸氏。

時は1995年。教育からITへ異業種転換したのが創業時のソースネクスト株式会社でした。FAXと手書きが当たり前、社内インフラどころか1人1台PCを使うなんてことなど想像もつかなかった時代。初めてPCソフトに遭遇!「これは絶対にこれからの日本に必要なものだ!」と確信して飛び込んだのですが、今思うとすごい勇気です(笑)。全くわからないITの世界で、全くの初心者の私がヒットプロデューサーになったのは、Noriさんのこの言葉があったから。

「初心者だからこそいい商品が作れる」

そんなデファクトスタンダードな製品が生まれてくる土壌となるエキサイティングな企業カルチャーが感じとれるのではないかと思います。是非、ご一読ください。

中西社長

代表取締役社長就任おめでとうございます。
中西さんとの仕事で、一番思い出すのは「特打」です。
「特打」は 1997 年 6月 20 日発売の製品なので、もう発売から 24年になろうとしています。
中西さんの徹底したお客様視点と素晴らしい感性から、あの驚異的製品が生まれました。
ちょうど先日の取材でも、ある社長から「今の私があるのは特打のおかげです。」と言われたばかりです。

「特打」と言えば、TVCMのインパクトが大きいのですが、何と言っても 600 万台以上も売れたのは、製品そのものが素晴らしく、お客様の一番の目的であるタイピングスピードを画期的に上げたことに尽きると思います。

「下を見るんじゃねえぞ。」のオヤジのセリフは、本当に見てるんじゃないかと錯覚するほどで、強烈なインパクトを与えました。タッチタイピングを習得する最大の秘訣は、とにかくキーボードを見ないで打つことで、このセリフにより、多くの人がタッチタイピングをできるようになったのだと私は思っています。それぐらい、このセリフは画期的でした。

そして、タッチタイピング習得のもう一つの秘訣は、楽しくタイピング練習を自然に続けられることです。シンディのさまざまな励ましの声は、当時のおじさんたちには、特にウケたと思います。厳しい親父と優しく明るいシンディの組み合わせ、このコンビも絶妙でした。

今でも売れ続ける「特打」、そして多くの人に語り続けられる「特打」、この歴史に残る製品を生み出した中西さんに心から感謝いたします。

中西社長と御社の今後のさらなる発展を心より祈念いいたします。

株式会社ハッチラボ

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