Voices vol.9は番外編!

「どうせ振り返るなら!」と思い立ち、思い立ったが吉日(笑)。ファーストキャリアとセカンドキャリアの教え子や部下にも聞いてみました。もはやIDLでもハッチラボも関係ないですが、そんなおふたりからのぶっちゃけコメントを番外編としてお届けしたいと思います。

●杉村(新井)良子氏
●株式会社ハタジルシ 代表取締役 広瀬 誠氏

ファーストキャリアは学習塾。その教え子が新井さんでした。大学院で勉強しながら選んだファーストキャリアは教育界。ここで授業はもちろん、教材開発や出版事業、教育番組の企画プロデュース、海外からの講師を面接・採用してのTT授業や、ゲーム感覚で語彙力をアップする教材、新たな学習メソッドの開発をしたり、はたまた広告・広報などコピーライティングまで本当に幅広くチャレンジさせてもらい、セカンドキャリアであるソースネクストでプロデュースを行う素地を作って頂いた現場でした。当時教え子で、その後部下になった新井良子さんに、30年前(怖っ)を振り返って、コメント頂きました。

広瀬氏はセカンドキャリア、ソースネクストで企画プロデュースをやっていた頃に新卒で入ってきたメンバーのひとり。なんでもやり出したら納得が行くまでやる彼には、どこか似ているものを感じておりました。そんな彼がコピーの世界に行き、起業し、今では立派な先輩社長です。そんなIDLもハッチラボも関係ないので完全に番外編ですw

出会いは、30年ほど前になります。私が大学受験のために通っていた進学塾の英語講師をされていて、私はそこで生徒として出会いました。当時、生意気で勉強のできない女子高生の私でしたが、中西先生は見捨てもせず、そして全く偉そうぶらずに生徒の目線になって教えてくださって、私はそんな中西先生が大好きで、よく質問に行っていたことを思い出します。

その後、無事に大学に合格した私はその進学塾でアルバイトをすることになり、今度は中西先生の後輩として在学中の4年間一緒に働かせてもらいました。授業の進め方はもちろん、パソコンの使い方、電話の対応、ビジネスコミュニケーションのとり方など、あらゆることを教えていただいたような気がします。

当時、私たちが働いていた塾が教材開発もしており、中西先生はその中心メンバーで動いていた記憶があるのですが、授業という現場業務をこなしながらも、並行して一歩進んだ仕事を自分で見つけて働いておられた印象があります。ですので、「教育ソフトを立ち上げる会社に転職する、東京へ行く」とおっしゃった時も特に驚きはなく「絶対にいいものを作られるだろうな」と思いました。

私は17歳で中西先生に出会いましたが、自分が自分になっていく一番多感な時期に身近にいてくださったことで、私は常に前向きな彼女に影響を受けていると思いますし、それは私にとってとても良かったことで、本当に感謝しています。私は「中西先生の生徒」という立場で出会ったこともあるからもあるのですが、それでも昔から教育を常に意識されて生きてこられた方という認識はいつお会いしても変わることはなく、とにかく安心感がある方です。

一度、中西先生のご実家にお邪魔したことがあります。中西先生も私もまだ20代だった頃です。立派な古いこうり箱を出してこられて、そこに入っているたくさんの宝物を見せていただきました。ご自分で書かれた文章や、好きな本、よく聞いていた音楽など、中西先生を作り上げたものがそこにはたくさん入っていて、ワクワクしました。その光景がとても印象的でしたので、あれから随分の時が経ちましたが、それでも相変わらず、全ての宝物や経験を詰め込んだこうり箱を大切に身近にたずさえながら、常に前に進んでおられるんだろうなと思います。

<広瀬氏のコメント>

さとみんはソースネクスト時代の私の上司であり、子どもや大人向けの教育系PCソフトの開発を一緒に行いました。タイピングの習得やMicrosoft Excelの習得ソフト、英語や国語・算数を学ぶソフトなど、さまざまなソフトウェア開発でご一緒させていただきました。

モノづくりに対するこだわりが強く、本当に良いものができるまで納得しない方です。どういう企画が面白いか、どういうストーリーがわくわくするのか、いろいろとご指導いただき、鍛えていただきました。現在私はコピーライター/クリエイティブ・ディレクターとして広告・ブランディングに携わっていますが、当時の学びが今も仕事の中で生きていると思います。

答えが見えないプロジェクト、明確に道が引かれていないプロジェクトをお任せすれば、その力を発揮してくださると思います。常識に縛られない柔軟な発想と、小さいブルドーザーのような強烈な推進力で、ゴールまで連れて行ってくれると思います。

株式会社ハッチラボ

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